弩級蒼穹艦タングステン
カード種類:ゼクス
種族:メタルフォートレス
コスト:コスト5
パワー:10500
能力分類:常在能力
有効範囲:すべて
効果:このカード以外のあなたの手札にあるカード1枚につき、このカードのコストは1増える。
能力分類:自動能力[ウェイカーLv4]
有効範囲:スクエア
誘発:このカードがプレイされて登場する。
効果:あなたの手札にあるカードが6枚になるまでカードを引く。引いたカード1枚につき、ノーマルスクエアにある相手のゼクスを1枚選びデッキに戻し、シャッフルする。
■コストに見合わぬ高パワー!【弩級蒼穹艦タングステン】はコスト5のゼクスですが、なんと10500のパワーを持っています!
コスト5の能力持ちゼクスはパワー7500となる場合が大半なのに、コスト7の能力持ちゼクス相当となるパワー10500を持つ【弩級蒼穹艦タングステン】。
普通に考えると印刷ミスを疑うレベルでの壊れカードと言える存在です!
当然裏がありますけどね。 ■どこにいてもコストが増える!手札にある【弩級蒼穹艦タングステン】自身以外のカード1枚につき、コストが1増えます。
そのためコスト5として手札から登場させるには、手札に【弩級蒼穹艦タングステン】以外のカードが存在しない状態にするしかありません。
条件で自身のコストが変動する能力を持つゼクスは今までも存在していましたが、【弩級蒼穹艦タングステン】は今までのゼクスと大きく異なる点があります。
それは「どの領域にいてもコストが変動する」という点です。
コストが変動するゼクスの例として【誘引の滑走レイバック】と【ニャインライブズ メインクーン】、【想いを込めて 娑伽羅】、【星の翼クレプス】を紹介しますが、いずれも特定の領域でしかコスト変動が発生しません。
◆手札でコストが下がる。
【誘引の滑走レイバック】
(ブースターパック第15弾「起動!超神器」収録)
◆チャージでコストが下がる。
【ニャインライブズ メインクーン】
(ブースターパック第16弾「神域との邂逅」収録)
◆リソースでコストが下がる。
【想いを込めて 娑伽羅】
(EXパック第6弾「乙女の聖戦」収録)
◆トラッシュでコストが下がる
【星の翼クレプス】
(EXパック第10弾「オール☆ゼクスターズ」収録)
他にも特定領域でコストが下がるゼクスは存在しますが、【弩級蒼穹艦タングステン】のようにどの場所でもコストが増えるというのは珍しいです。
そんな特徴的なコスト増加能力ですが、メリット・デメリットが存在します。
◆メリット
・特定コスト以下を対象とする能力の対象外になることができる。
・[ディンギル]降臨の素材として使いやすい(?)
◆デメリット
・本来対象外となるはずのコスト6以上を対象とした能力の対象に含まれる可能性がある。
・本来対象となるはずのコスト5以下を対象とした能力の対象から外れる可能性がある。
いずれもコストを指定した能力・処理に関するものになりますが、基本的にデメリットが目立ちそうです。
【弩級蒼穹艦タングステン】が現在何コストなのか、能力の対象にする際には常に意識しておいたほうが良さそうですね。
■手札補充&デッキバウンス!コストが増加する能力だけでも今までにない面白いゼクスとなっていますが、[ウェイカーLv4]を満たした状態で【弩級蒼穹艦タングステン】をプレイして登場させることで、手札が6枚になるようにドローすることができます!
【弩級蒼穹艦タングステン】をコスト5に近いコストでプレイすることでドロー枚数が増え、最大6枚ドローが狙える強力な能力です!
手札が6枚になるだけでも強力なのですが、この能力でドローした1枚につきノーマルスクエアにいる相手のゼクス1枚をデッキバウンスすることができます!
デッキバウンスは相手にチャージを与えずに盤面を処理することができ、なおかつバウンスしたゼクスは再利用できる可能性が少ないため優秀な除去手段となります。
【弩級蒼穹艦タングステン】をデッキに忍ばせておけば、追い詰められた場合の逆転札として機能するようになりますね。
■どうやって手札を少なくするか?【弩級蒼穹艦タングステン】の能力は自分の手札が少なければ少ないほど強力です。
そのため、いかに効率よく手札を少なくするかが重要になってきます。
考え方の方向性として下記の2点が浮かびます。
◆1:手札をコストとして使用する能力持ちゼクスと組み合わせる。
能力のコストとして手札を捨ててアドバンテージを獲得しつつ、【弩級蒼穹艦タングステン】へ繋げるパターンです。
この場合、手札を捨てるコストとなる能力は起動回数がターン1回に限定されてないほうが使いやすいのですが、なかなかぴったりくるのは少ないかと思います。
今回は例として【滅天竜ラストゼオレム】を紹介したいと思います。
【滅天竜ラストゼオレム】
(スターターデッキ第18弾「導きの巫女」などに収録)
◆2:一時的に手札枚数を少なくする能力持ちゼクスと組み合わせる。
能力で手札を減らすけど、ターン終了時などにドロー又は回収ができる能力と組み合わせるパターンです。
【弩級蒼穹艦タングステン】と異なり赤のゼクスとなりますが、[ギガンティック]は手札が少ない時に能力を発揮できるものが存在し、最近は一時的に手札枚数を少なくするゼクスも登場しています。
現状のカードプールだと【愛を守るクォーツクラブ】位しか採用されないかもしれませんが、今後[ギガンティック]にこの系統の能力が増えるにつれ、組み合わせパターンは広がってくると思います。
【愛を守るクォーツクラブ】
(ブースターパック第22弾「因果からの脱出」収録)
■まとめ一見ネタ要素が強そうな印象を持たれがちな【弩級蒼穹艦タングステン】ですが、カードパワーは高いと思います!
最大限能力を活かすには他のカードとの組み合わせが必要になりますので、1枚完結ではなくカード間のコンボを意識してデッキ構築をしたい人には受けが良いかもしれません。
今回の記事は以上です!
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
■余談【弩級蒼穹艦タングステン】を見ると「天元突破グレンラガン」を思い出します。
ブルーレイBOX買っとけば良かった…。
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