【退魔将軍 坂上田村麻呂】について考察! [ブレイバー]を纏め上げる将軍様!身内以外ともうまく関係を築けそう!?
今年も残すところあと二週間を切りました。
仕事が少しバタバタしてきている方も多いのではないでしょうか?
さて、本日はブースターパック第22弾「因果からの脱出」より、【退魔将軍 坂上田村麻呂】を考察していきたいと思います!
※画像はポイント交換が可能なPR版となっております。

退魔将軍 坂上田村麻呂
カード種類:ゼクス
種族:ブレイバー
コスト:コスト7
パワー:10500
能力分類:自動能力
有効範囲:スクエア
誘発:このカードがプレイされて登場する。
効果:あなたのリソースに[ブレイバー]が7枚以上ある場合、あなたのデッキの上から7枚公開し、その中にある[ブレイバー]を2枚まで選び、リブートでゼクスのないノーマルスクエアに登場させる。公開した残りのカードを元に戻し、シャッフルする。この能力でカード名に「鈴鹿御前」を含むゼクスを登場させた場合、スクエアにあるすべての相手のゼクスに2000ダメージを与える。
■どんなカードなの?
自分は歴史に疎いのでWikiを覗いてきましたが、「坂上田村麻呂」は平安時代の武官であり、様々な功績を残した非常に優秀な将だったようです。
Z/Xの世界では「鈴鹿御前」の夫としてフレーバーテキストに登場しており、「鈴鹿御前」は「坂上田村麻呂」を探して色々な場所へ赴いたようですが、この度めでたく二人は出会うことが出来ました。
ちなみに「鈴鹿御前」は後世の「坂上田村麻呂」にまつわる伝説にて登場している架空の人物のようです。
「伝説って?」「ああ!」
さて、【退魔将軍 坂上田村麻呂】はプレイされて登場した時に、デッキトップ7枚から任意の[ブレイバー]を2枚まで展開できるという強力な能力を持っています。
更にこの能力で「鈴鹿御前」を登場させれば、対象をとらない相手ゼクス限定の全体ダメージを発生させるおまけ付です。
組み合わせる[ブレイバー]次第で面白い動きが出来そうな能力です!
早速考察してみましょう!
■能力への制約をどうするか
非常に強力な展開能力を持っていますが、条件が大きく2つ設定されています!
◆条件1
【退魔将軍 坂上田村麻呂】をプレイして登場させなければならない。
◆条件2
登場した時、リソースに[ブレイバー]が7枚以上存在していなければならない。
条件2により、デッキ構築の時点で[ブレイバー]を大量に採用する必要がありますので、【退魔将軍 坂上田村麻呂】を採用する際には【ブレイバー】デッキとして構築する必要があります。
そして、条件1を満たすために【退魔将軍 坂上田村麻呂】を手札に確保する手段が必要になりますが、ここで活躍するのが【物語の紡ぎ手シャハラザード】、【羞花閉月の美女 大喬】、【黄金騎士マリー・アントワネット】の3枚でしょう。
【物語の紡ぎ手シャハラザード】

(ブースターパック第13弾「変革の疾風」収録)
登場時、自分のトラッシュを6枚除外すればデッキトップ5枚からコスト5以上のゼクスを1枚手札に加えることができます!
トラッシュ除外の条件から最速での運用はまず無理でしょうが、【退魔将軍 坂上田村麻呂】にはリソースに7枚の[ブレイバー]が必要なため、最速にこだわる必要性は薄いです。
最近の赤は除外領域を何かと使うことが多いため、除外枚数を増やす目的でも採用が検討できます。
【羞花閉月の美女 大喬】

(ブースターパック第18弾「覚醒する希望」収録)
除外領域を増やす必要がない場合は【羞花閉月の美女 大喬】を採用するとよいと思います。
登場時に[ウェイカーLv3]を満たしておく必要がありますが、デッキトップ7枚から[ブレイバー]を3枚まで手札に加えることができる、非常に強力なゼクスです!
【黄金騎士マリー・アントワネット】

(ブースターパック第14弾「断罪の白焔弓」収録)
何度も紹介している気がしますが、状況に応じて動きを変えることができる優秀なゼクスです。
【黄金騎士マリー・アントワネット】の持つ能力は複数の効果選択が可能となっており、下記の効果を発揮することが可能です。
◆選択肢1
トラッシュのカードを2枚まで選んで除外する。
◆選択肢2
手札を1枚トラッシュへ置き、1枚ドローする。
◆選択肢3
ノーマルスクエアのゼクスを1枚選んで、2000ダメージを与える。
今回は選択肢2の手札交換で【退魔将軍 坂上田村麻呂】を手札に加えることをメインに考えますが、そのほかのタイミングでも効果の選択肢が複数あるため、基本的にこのゼクスが腐ることはありません。
更に同じターン中に起動能力を3回プレイすればスクエアにいる相手ゼクスを問答無用で1枚選んで破壊することができますので、攻撃性能も非常に高いです。
■「鈴鹿御前」を採用するか?
構築する際には十人が十人異なった考え方がありますのでとやかく言いませんが、自分は現状では無理に「鈴鹿御前」を採用する必要はないと思っています。
理由としましては下記の2つです。
◆理由1
【退魔将軍 坂上田村麻呂】と特に相性がいい「鈴鹿御前」が存在しない。
◆理由2
【退魔将軍 坂上田村麻呂】の能力で与えるダメージが2000と少ない。
理由1に関してですが、現在「鈴鹿御前」は3枚種類があり、それぞれに使い道はあるのですが【退魔将軍 坂上田村麻呂】と組み合わせて、持っている能力が劇的に強力になるというわけではない点が気になります。
【別離の鬼姫 鈴鹿御前】

(ブースターパック第17弾「裏切りの連鎖」収録)
IGアイコン持ちでコスト3の、特に能力を持っていないゼクス。いわゆるバニラ。
コスト3パワー5000のゼクスは強いのですが、[ウェイカー]オープン能力を持ったIGアイコン持ち[ブレイバー]が「オール☆ゼクスターズ」発売後は3種類に増えるため、採用枠の確保が難しくなります。
【双剣裂帛の鬼合 鈴鹿御前】

(ブースターパック第20弾「祝福の蒼空」収録)
登場時に[ウェイカーLv3]を満たす必要がありますが、トラッシュから1枚ゼクスを除外し、除外したゼクスのパワー分のダメージをノーマルスクエアにいる相手ゼクス1枚に与えます。
【退魔将軍 坂上田村麻呂】の能力で登場させることができれば2000ダメージがすでに相手ゼクスに与えられているので、本来なら破壊できなかったパワーのゼクスも破壊対象にできる可能性が生まれます。
そのため、【退魔将軍 坂上田村麻呂】との組み合わせで採用するなら【双剣裂帛の鬼合 鈴鹿御前】がまず候補に挙がることになるでしょう。
【緋色の波乙女 鈴鹿御前】

(EXパック第9弾「サマ・ドラ」収録)
[ドラゴンLv]に応じて能力が増える「鈴鹿御前」で、強力な能力を持っています。
[ドラゴンLv3]を満たしている場合に攻撃をすれば、ノーマルスクエアにある相手ゼクスを1枚選んで除外します。
除外なので相手にチャージを与えず再利用も難しい状態にできること、除外できるゼクスにコスト制限がないことなど、非常に優秀です。
更に[ドラゴンLv6]を満たしている場合に登場すれば、自分のデッキトップ2枚を除外することで、除外領域にあるゼクスを1枚手札に回収することができます。
除外領域にある【退魔将軍 坂上田村麻呂】を手札に回収する手段としての採用が検討できますが、その場合、[デュナミス]に「ドラゴン」を最低6枚採用する必要がありますので[デュナミス]の構築がかなり厳しくなってしまいます。
理由2に関してですが、対象をとらないダメージを与える能力は非常に魅力的ですが、与えるダメージ量が2000と少なく、そのままではVBを持つコスト2のゼクスすら破壊できません。
しかし、これは与えるダメージ量が少ないから問題点として挙げているだけであり、ダメージ量を上げることができれば話が変わってきます。
それこそ【詩人騎士タンホイザー】や【想いを馳せる牛飼い彦星】を合わせて採用すれば2000どころのダメージ量では済まなくなります!
【詩人騎士タンホイザー】

(ブースターパック第13弾「変革の疾風」収録)
常在能力で、コスト5以上の[ブレイバー]が相手に与えるダメージを3000上乗せすることができます。
そのため、【詩人騎士タンホイザー】が場に存在している状態で【退魔将軍 坂上田村麻呂】の能力で「鈴鹿御前」を登場させた場合、対象をとらない5000ダメージを発生させることが可能になりますので破壊できる範囲が大きく広がります!
【想いを馳せる牛飼い彦星】

(2017年5月~7月 ゼクスタ景品)
【想いを馳せる牛飼い彦星】は[ディンギルLv1]の起動能力で、すでにダメージを受けている相手ゼクスに4000ダメージを与えることができます。
このダメージも【退魔将軍 坂上田村麻呂】の発生させるダメージ同様対象をとっておりませんので、[絶界]能力を持つ相手ゼクスにも有効です。
そして、【想いを馳せる牛飼い彦星】のダメージ値も【詩人騎士タンホイザー】の常在能力で3000上乗せすることが可能です。
その場合、(全体2000ダメージ+上乗せ3000)+(追加4000ダメージ+上乗せ3000)となるので、相手ゼクスを対象にとらない12000ダメージを与えることができます!
「鈴鹿御前」を無理に採用しない理由を2つ上げましたが、
・フレーバー的に採用したい!
・二人を組み合わせて構築したい!
という方は、採用する「鈴鹿御前」の選抜と、効果ダメージを上乗せする手段の採用を一緒に考えていただければと思います。
■試してみたい組み合わせ
「鈴鹿御前」とダメージ追加ゼクスを組み合わせて採用するのも楽しいですが、【野心の智将 黒田官兵衛】や【天下の猿将 豊臣秀吉】との組み合わせも楽しそうです。
【野心の智将 黒田官兵衛】

(ブースターパック第7弾「運命の相剋」収録)
登場時にリソースが7枚以上ある場合、手札にある【野心の智将 黒田官兵衛】を2枚見せることができ、見せたなら手札にある【野心の智将 黒田官兵衛】2枚を指定されたスクエアへ登場させることができます。
【指定スクエア】

下記のように【退魔将軍 坂上田村麻呂】とのコンボが成立すれば、一気に5面のスクエアを埋めることが可能です!
(1)【退魔将軍 坂上田村麻呂】の能力でデッキトップ7枚から【野心の智将 黒田官兵衛】と【羞花閉月の美女 大喬】をスクエアへ登場させる。
(2)【羞花閉月の美女 大喬】の能力を解決し、デッキトップから2枚目、3枚目の【野心の智将 黒田官兵衛】を手札に加える。
(3)【野心の智将 黒田官兵衛】の能力で、(2)で手札に加えた【野心の智将 黒田官兵衛】を指定スクエアへ展開する。
【天下の猿将 豊臣秀吉】

(ブースターパック第20弾「祝福の蒼空」収録)
【ブレイバー】デッキの完成度を高めたゼクスの1枚で、自分のターン中[ウェイカーLv3]の起動能力にて、スクエアにある[ブレイバー]を手札に戻し、手札にある[ブレイバー]をノーマルスクエアへ登場させることができます。
一度【天下の猿将 豊臣秀吉】の能力を起動してしまうと、同じターン中【天下の猿将 豊臣秀吉】の能力は起動できなくなるため、基本的には自分ターンに1回しか使えない能力だと思っていただいて大丈夫です。
【退魔将軍 坂上田村麻呂】との組み合わせ方ですが、すでに盤面に登場している【退魔将軍 坂上田村麻呂】の手札回収手段として組み合わせます。
【退魔将軍 坂上田村麻呂】の能力はプレイされて登場した時に誘発するため、【天下の猿将 豊臣秀吉】の能力で手札から登場させても能力が誘発しない点は注意が必要です。
■まとめ
既存の[ブレイバー]だけでなく、今後追加される[ブレイバー]が増えるほど組み合わせが広がっていく楽しいゼクスです!
基本的にはデッキ構築が[ブレイバー]で固まってしまうため、デッキトップ7枚という広いサーチ範囲を持っていても狙いの[ブレイバー]が登場できるかどうかは運が絡んでくると思いますが、それもまた一興です。
本日の考察は以上です!
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
■余談
「坂上田村麻呂」と「鈴鹿御前」の関係性を考えれば、24日とか25日に記事にしてもよかった気がする…。
仕事が少しバタバタしてきている方も多いのではないでしょうか?
さて、本日はブースターパック第22弾「因果からの脱出」より、【退魔将軍 坂上田村麻呂】を考察していきたいと思います!
※画像はポイント交換が可能なPR版となっております。

退魔将軍 坂上田村麻呂
カード種類:ゼクス
種族:ブレイバー
コスト:コスト7
パワー:10500
能力分類:自動能力
有効範囲:スクエア
誘発:このカードがプレイされて登場する。
効果:あなたのリソースに[ブレイバー]が7枚以上ある場合、あなたのデッキの上から7枚公開し、その中にある[ブレイバー]を2枚まで選び、リブートでゼクスのないノーマルスクエアに登場させる。公開した残りのカードを元に戻し、シャッフルする。この能力でカード名に「鈴鹿御前」を含むゼクスを登場させた場合、スクエアにあるすべての相手のゼクスに2000ダメージを与える。
■どんなカードなの?
自分は歴史に疎いのでWikiを覗いてきましたが、「坂上田村麻呂」は平安時代の武官であり、様々な功績を残した非常に優秀な将だったようです。
Z/Xの世界では「鈴鹿御前」の夫としてフレーバーテキストに登場しており、「鈴鹿御前」は「坂上田村麻呂」を探して色々な場所へ赴いたようですが、この度めでたく二人は出会うことが出来ました。
ちなみに「鈴鹿御前」は後世の「坂上田村麻呂」にまつわる伝説にて登場している架空の人物のようです。
「伝説って?」「ああ!」
さて、【退魔将軍 坂上田村麻呂】はプレイされて登場した時に、デッキトップ7枚から任意の[ブレイバー]を2枚まで展開できるという強力な能力を持っています。
更にこの能力で「鈴鹿御前」を登場させれば、対象をとらない相手ゼクス限定の全体ダメージを発生させるおまけ付です。
組み合わせる[ブレイバー]次第で面白い動きが出来そうな能力です!
早速考察してみましょう!
■能力への制約をどうするか
非常に強力な展開能力を持っていますが、条件が大きく2つ設定されています!
◆条件1
【退魔将軍 坂上田村麻呂】をプレイして登場させなければならない。
◆条件2
登場した時、リソースに[ブレイバー]が7枚以上存在していなければならない。
条件2により、デッキ構築の時点で[ブレイバー]を大量に採用する必要がありますので、【退魔将軍 坂上田村麻呂】を採用する際には【ブレイバー】デッキとして構築する必要があります。
そして、条件1を満たすために【退魔将軍 坂上田村麻呂】を手札に確保する手段が必要になりますが、ここで活躍するのが【物語の紡ぎ手シャハラザード】、【羞花閉月の美女 大喬】、【黄金騎士マリー・アントワネット】の3枚でしょう。
【物語の紡ぎ手シャハラザード】

(ブースターパック第13弾「変革の疾風」収録)
登場時、自分のトラッシュを6枚除外すればデッキトップ5枚からコスト5以上のゼクスを1枚手札に加えることができます!
トラッシュ除外の条件から最速での運用はまず無理でしょうが、【退魔将軍 坂上田村麻呂】にはリソースに7枚の[ブレイバー]が必要なため、最速にこだわる必要性は薄いです。
最近の赤は除外領域を何かと使うことが多いため、除外枚数を増やす目的でも採用が検討できます。
【羞花閉月の美女 大喬】

(ブースターパック第18弾「覚醒する希望」収録)
除外領域を増やす必要がない場合は【羞花閉月の美女 大喬】を採用するとよいと思います。
登場時に[ウェイカーLv3]を満たしておく必要がありますが、デッキトップ7枚から[ブレイバー]を3枚まで手札に加えることができる、非常に強力なゼクスです!
【黄金騎士マリー・アントワネット】

(ブースターパック第14弾「断罪の白焔弓」収録)
何度も紹介している気がしますが、状況に応じて動きを変えることができる優秀なゼクスです。
【黄金騎士マリー・アントワネット】の持つ能力は複数の効果選択が可能となっており、下記の効果を発揮することが可能です。
◆選択肢1
トラッシュのカードを2枚まで選んで除外する。
◆選択肢2
手札を1枚トラッシュへ置き、1枚ドローする。
◆選択肢3
ノーマルスクエアのゼクスを1枚選んで、2000ダメージを与える。
今回は選択肢2の手札交換で【退魔将軍 坂上田村麻呂】を手札に加えることをメインに考えますが、そのほかのタイミングでも効果の選択肢が複数あるため、基本的にこのゼクスが腐ることはありません。
更に同じターン中に起動能力を3回プレイすればスクエアにいる相手ゼクスを問答無用で1枚選んで破壊することができますので、攻撃性能も非常に高いです。
■「鈴鹿御前」を採用するか?
構築する際には十人が十人異なった考え方がありますのでとやかく言いませんが、自分は現状では無理に「鈴鹿御前」を採用する必要はないと思っています。
理由としましては下記の2つです。
◆理由1
【退魔将軍 坂上田村麻呂】と特に相性がいい「鈴鹿御前」が存在しない。
◆理由2
【退魔将軍 坂上田村麻呂】の能力で与えるダメージが2000と少ない。
理由1に関してですが、現在「鈴鹿御前」は3枚種類があり、それぞれに使い道はあるのですが【退魔将軍 坂上田村麻呂】と組み合わせて、持っている能力が劇的に強力になるというわけではない点が気になります。
【別離の鬼姫 鈴鹿御前】

(ブースターパック第17弾「裏切りの連鎖」収録)
IGアイコン持ちでコスト3の、特に能力を持っていないゼクス。いわゆるバニラ。
コスト3パワー5000のゼクスは強いのですが、[ウェイカー]オープン能力を持ったIGアイコン持ち[ブレイバー]が「オール☆ゼクスターズ」発売後は3種類に増えるため、採用枠の確保が難しくなります。
【双剣裂帛の鬼合 鈴鹿御前】

(ブースターパック第20弾「祝福の蒼空」収録)
登場時に[ウェイカーLv3]を満たす必要がありますが、トラッシュから1枚ゼクスを除外し、除外したゼクスのパワー分のダメージをノーマルスクエアにいる相手ゼクス1枚に与えます。
【退魔将軍 坂上田村麻呂】の能力で登場させることができれば2000ダメージがすでに相手ゼクスに与えられているので、本来なら破壊できなかったパワーのゼクスも破壊対象にできる可能性が生まれます。
そのため、【退魔将軍 坂上田村麻呂】との組み合わせで採用するなら【双剣裂帛の鬼合 鈴鹿御前】がまず候補に挙がることになるでしょう。
【緋色の波乙女 鈴鹿御前】

(EXパック第9弾「サマ・ドラ」収録)
[ドラゴンLv]に応じて能力が増える「鈴鹿御前」で、強力な能力を持っています。
[ドラゴンLv3]を満たしている場合に攻撃をすれば、ノーマルスクエアにある相手ゼクスを1枚選んで除外します。
除外なので相手にチャージを与えず再利用も難しい状態にできること、除外できるゼクスにコスト制限がないことなど、非常に優秀です。
更に[ドラゴンLv6]を満たしている場合に登場すれば、自分のデッキトップ2枚を除外することで、除外領域にあるゼクスを1枚手札に回収することができます。
除外領域にある【退魔将軍 坂上田村麻呂】を手札に回収する手段としての採用が検討できますが、その場合、[デュナミス]に「ドラゴン」を最低6枚採用する必要がありますので[デュナミス]の構築がかなり厳しくなってしまいます。
理由2に関してですが、対象をとらないダメージを与える能力は非常に魅力的ですが、与えるダメージ量が2000と少なく、そのままではVBを持つコスト2のゼクスすら破壊できません。
しかし、これは与えるダメージ量が少ないから問題点として挙げているだけであり、ダメージ量を上げることができれば話が変わってきます。
それこそ【詩人騎士タンホイザー】や【想いを馳せる牛飼い彦星】を合わせて採用すれば2000どころのダメージ量では済まなくなります!
【詩人騎士タンホイザー】

(ブースターパック第13弾「変革の疾風」収録)
常在能力で、コスト5以上の[ブレイバー]が相手に与えるダメージを3000上乗せすることができます。
そのため、【詩人騎士タンホイザー】が場に存在している状態で【退魔将軍 坂上田村麻呂】の能力で「鈴鹿御前」を登場させた場合、対象をとらない5000ダメージを発生させることが可能になりますので破壊できる範囲が大きく広がります!
【想いを馳せる牛飼い彦星】

(2017年5月~7月 ゼクスタ景品)
【想いを馳せる牛飼い彦星】は[ディンギルLv1]の起動能力で、すでにダメージを受けている相手ゼクスに4000ダメージを与えることができます。
このダメージも【退魔将軍 坂上田村麻呂】の発生させるダメージ同様対象をとっておりませんので、[絶界]能力を持つ相手ゼクスにも有効です。
そして、【想いを馳せる牛飼い彦星】のダメージ値も【詩人騎士タンホイザー】の常在能力で3000上乗せすることが可能です。
その場合、(全体2000ダメージ+上乗せ3000)+(追加4000ダメージ+上乗せ3000)となるので、相手ゼクスを対象にとらない12000ダメージを与えることができます!
「鈴鹿御前」を無理に採用しない理由を2つ上げましたが、
・フレーバー的に採用したい!
・二人を組み合わせて構築したい!
という方は、採用する「鈴鹿御前」の選抜と、効果ダメージを上乗せする手段の採用を一緒に考えていただければと思います。
■試してみたい組み合わせ
「鈴鹿御前」とダメージ追加ゼクスを組み合わせて採用するのも楽しいですが、【野心の智将 黒田官兵衛】や【天下の猿将 豊臣秀吉】との組み合わせも楽しそうです。
【野心の智将 黒田官兵衛】

(ブースターパック第7弾「運命の相剋」収録)
登場時にリソースが7枚以上ある場合、手札にある【野心の智将 黒田官兵衛】を2枚見せることができ、見せたなら手札にある【野心の智将 黒田官兵衛】2枚を指定されたスクエアへ登場させることができます。
【指定スクエア】

下記のように【退魔将軍 坂上田村麻呂】とのコンボが成立すれば、一気に5面のスクエアを埋めることが可能です!
(1)【退魔将軍 坂上田村麻呂】の能力でデッキトップ7枚から【野心の智将 黒田官兵衛】と【羞花閉月の美女 大喬】をスクエアへ登場させる。
(2)【羞花閉月の美女 大喬】の能力を解決し、デッキトップから2枚目、3枚目の【野心の智将 黒田官兵衛】を手札に加える。
(3)【野心の智将 黒田官兵衛】の能力で、(2)で手札に加えた【野心の智将 黒田官兵衛】を指定スクエアへ展開する。
【天下の猿将 豊臣秀吉】

(ブースターパック第20弾「祝福の蒼空」収録)
【ブレイバー】デッキの完成度を高めたゼクスの1枚で、自分のターン中[ウェイカーLv3]の起動能力にて、スクエアにある[ブレイバー]を手札に戻し、手札にある[ブレイバー]をノーマルスクエアへ登場させることができます。
一度【天下の猿将 豊臣秀吉】の能力を起動してしまうと、同じターン中【天下の猿将 豊臣秀吉】の能力は起動できなくなるため、基本的には自分ターンに1回しか使えない能力だと思っていただいて大丈夫です。
【退魔将軍 坂上田村麻呂】との組み合わせ方ですが、すでに盤面に登場している【退魔将軍 坂上田村麻呂】の手札回収手段として組み合わせます。
【退魔将軍 坂上田村麻呂】の能力はプレイされて登場した時に誘発するため、【天下の猿将 豊臣秀吉】の能力で手札から登場させても能力が誘発しない点は注意が必要です。
■まとめ
既存の[ブレイバー]だけでなく、今後追加される[ブレイバー]が増えるほど組み合わせが広がっていく楽しいゼクスです!
基本的にはデッキ構築が[ブレイバー]で固まってしまうため、デッキトップ7枚という広いサーチ範囲を持っていても狙いの[ブレイバー]が登場できるかどうかは運が絡んでくると思いますが、それもまた一興です。
本日の考察は以上です!
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
■余談
「坂上田村麻呂」と「鈴鹿御前」の関係性を考えれば、24日とか25日に記事にしてもよかった気がする…。
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